 |
2013年 2月号 NO.151
【明日へのことば】
介護は上手に“手抜き”して 〜「楽しくなければ介護じゃない」より
川嶋みどり
日本赤十字看護大学名誉教授、川嶋(かわしま)みどりさんは1931(昭和6)年、朝鮮の生まれです。敗戦後、家族とともに引き揚げ、島根県立高等女学校卒業後、東京の日本赤十字女子専門学校に入学。戦後の日本の医療を支える、医師と対等の看護学を学びました。’51年から日赤中央病院に勤務し、以来60年間、「お湯と石とタオルがあれば人を治すことができる」を信念に、看護師として患者と向き合いながら、看護の研究や後進の指導にあたってきました。2007(平成19)年には、赤十字国際委員会からナイチンゲール記章を受章しています。
[聞き手 佐野剛平]
|
 |