2014年 3月号 NO.164
【明日へのことば】

念ずれば花ひらく 真民さんの願い
西澤真美子・孝一



愛媛県松山市から車で20分ほど、砥部焼で知られる砥部町に、2012(平成24)年3月11日、坂村真民(さかむらしんみん)記念館がオープンしました。「念ずれば花ひらく」の詩で知られる癒やしの詩人、坂村真民。その作品と生き方が多くの人たちに愛されています。  生涯、人間としていかに生きるかを自分に問い続け、97歳で亡くなる少し前まで詩を作り続けた真民の、詩に込めた願いを、三女・真美子(まみこ)さんと、その夫で記念館館長を務める西澤孝一(にしざわこういち)さんにお話しいただきました。 [聞き手 佐野剛平]