2012年 5月号 NO.142
【明日へのことば】

東北の海に再び向き合う
結城登美雄



仙台市在住の民俗研究家・結城登美雄さん(67歳)は、この20年間、東北地方の農漁村を訪ね歩いてきました。そこで積み上げた考察と実践から「地元学」を提唱。さまざまな地域づくり活動の実践と併せ、2005(平成17)年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しています。しかし、昨年3月11日の東日本大震災は、結城さんが親しく接してきた人々の命を奪っていきました。「震災後1か月は被災地に行くのが怖かった」と言う結城さん。今、ある思いを抱き、東北各地を訪ねる旅を再開しています。 [聞き手 佐野剛平]