2006年 7月号 NO.72
【こころの時代】

再発見、童謡の楽しみ
横山太郎



 作曲家で童謡研究家の横山太郎《よこやまたろう》さんは、今年72歳になります。昭和30年代に多くの人々が集まった東京・新宿の歌声喫茶でバンドマスターを務め、アコーディオンを演奏していました。40年代にはNHKの歌番組にアコーディオン奏者として出演し、その後はレコード会社の依頼を受けて作曲や編曲を手がけています。童謡唱歌を歌う市民運動を提唱し、「全国歌の街づくり協会」を組織して、童謡唱歌の歌唱指導や研究を続けている横山さんが、同じ歌をともに歌うことの魅力を語ります。 [聞き手 川野楠己《くすみ》]