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2008年 2月号 NO.91
【こころの時代】
忘れえぬ言葉
小川誠子
日本棋院女流棋士の小川誠子《おがわともこ》さんは、1951(昭和26)年福井県生まれです。65年、14歳で全日本女流アマチュア本因坊戦に優勝。翌年、プロの道を目指し、故木谷實《きたにみのる》九段の内弟子となりました。70年、18歳でプロとなり、95(平成7)年までに六段に昇段しています。この間、女流選手権を2度、女流本因坊、女流鶴聖《かくせい》のタイトルを獲得。NHK〈囲碁講座〉の司会者を長年務めたことでも知られ、囲碁の普及活動にも積極的に取り組んでいる小川さんは、「囲碁のおかげで、内気だった私が明るくなれた」と言います。小川さんが、囲碁を通して出会ったかけがえのない人たちとの厳しくも心温まる思い出を語ります。
[聞き手 鈴木健次]
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