2015年 3月号 NO.176
【ないとエッセー】

怒りとうまくつきあう法
安藤俊介



「アンガーマネジメント」という言葉があります。怒りをうまくコントロールするための心理教育で、1970年代にアメリカで始まったとされています。安藤俊介(あんどう・しゅんすけ、43歳)さんは東海大学を卒業後、外資系企業や民間シンクタンクに勤務していましたが、仕事でイライラすることが多く、自分自身も怒りの感情に振り回されて悩みました。ニューヨークで働いているときに「アンガーマネジメント」に出会ったことで、「いつも穏やかでにこにこしている」と言われるほどに自分を変えることができ、仕事の面でも大きなプラスになったと言います。現在、日本アンガーマネジメント協会の代表理事として、企業や教育現場で普及活動をしています。