2009年 4月号 NO.105
【わが人生の歌語り】

わが人生の歌語り[45]
五木寛之



作家・五木寛之さんが、その人生を、折々の世相と流行歌の思い出を交えて振り返ります。今回は、昭和52年ごろのお話。40台半ばを迎えた五木さんは、『海峡物語』『燃える秋』『四季・奈津子』などの話題作を次々と発表されました。また当時の流行歌「能登半島」「硝子坂」「ヘッドライト」、そして五木さん作詞の「旅の終りに」を取り上げて、それぞれの曲を歌った石川さゆり、高田みづえ、新沼謙治、冠二郎などの歌手とのエピソードを交えて、その時代を語ります。歌詞も掲載しています。