荒波をいくつ越えしか百歳の顔のどかなる春の海のごと

大阪府 北岡 由紀子 (85歳)

ご近所の方が九十歳ぐらいの頃に長生きの秘訣ひけつを問うと「苦労してきたことかな」と。認知症が進み娘と二人暮らし。たまに娘さんと腕を組んで歩いているのに出会います。相変わらず丁寧な挨拶でお顔は穏やかで静かな暮らしがうかがえます。

ページトップへ