うごかない左手抱えねむってるまるで子猫を抱くかのように

埼玉県 野村 永子 (54歳)

六年前、右脳出血で倒れ左半身麻痺まひ、失語症になり、車椅子生活になってしまいました。動かない手を持ち上げて、時々おどけて笑ってみせてくれたりもします。 ある時、ふと寝ている姿をみると左手をとても大事そうに優しく抱えている姿に心がほっこりしました。

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