カラー特集1
インタビュー
能登の生命力が宿る
輪島塗の魅力
赤木明登 輪島塗 漆職人
漆作家として器を作りながら、執筆活動も行っている赤木さん。
工房の窓辺には制作中の漆器が並ぶ。 写真/張逸雯
20代半ばで輪島塗に魅了され、編集者から漆職人へ転身した赤木明登さん(62歳)。2024年、たび重なる自然災害に見舞われた石川県輪島市で、能登の伝統工芸品を守っていきたいと、仲間とともに制作を続けています。赤木さんが、能登の自然の豊かさや漆器を通して伝えたいことなどを語ります。
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カラー特集2
“美味しい”仕事人
深夜の小さなドラマを描く
安倍夜郎 漫画家
「ふだん食べている料理を描こうと思った」と安倍さんは言う。 イラスト/©安倍夜郎『深夜食堂』(小学館ビッグコミックオリジナル)
深夜0時に営業が始まる食堂が舞台の漫画『深夜食堂』。ドラマ・映画・ミュージカルにもなった人気作品です。作者の安倍夜郎さん(62歳)は連載開始から約20年、さまざまな料理や人間模様を描いてきました。庶民的な料理で多くのファンを引きつける、作品の魅力をのぞきます。
わたし終いの極意
1秒もおろそかにせず、今日を生ききる
由紀さおり 歌手
由紀さおりさん(78歳)は小学生のころから童謡歌手として活躍し、1969(昭和44)年に『夜明けのスキャット』でソロデビューしました。1980年代から始めた、歌手で姉の安田祥子さんとの童謡コンサートも人気を集めています。
2024(令和6)年に歌手生活55年を迎えた由紀さんが、音楽への思いとこれからの夢を語ります。
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インタビュー
祝イグ・ノーベル賞 受賞
ユニークな研究も誰かの幸せのため
武部貴則 東京科学大学教授・大阪大学教授・博士(医学)
人々を笑わせ、考えさせる優れた研究を顕彰する「イグ・ノーベル賞」。武部貴則さん(38歳)は「ブタはお尻からも呼吸する」というテーマで昨年生理学賞を受賞しました。そのユニークな研究とはどんなものなのか? 武部さんに、イグ・ノーベル賞の授賞セレモニーの様子や、研究のきっかけとその将来性について語っていただきました。
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人権インタビュー
「再審法改正」に挑む~公正な社会の実現を目指して
村山浩昭 元裁判官・弁護士
1980(昭和55)年に袴田巌さん(88歳)がえん罪で死刑囚となった袴田事件。その再審(やり直しの裁判)で無罪判決が確定したのは、事件発生から58年後の2024(令和6)年です。再審の請求から開始までには長い年月がかかりました。2014(平成26)年に再審開始と袴田さんの釈放を決定したのは、元裁判官の村山浩昭さん(68歳)。退官後は弁護士として、えん罪に苦しむ人を救うため、再審法改正を呼びかける運動を続けています。
芸の道 輝きつづけて
流し、殿キン、そしてソロ
歩み続ける芸の道
宮路オサム 歌手
1973(昭和48)年に『なみだの操』で一世をふうびした殿さまキングス。宮路オサムさん(82歳)はボーカルとドラムを担当し、その人気を支えました。もとはコミックバンドだった「殿キン」が人気歌謡コーラスグループになった経緯とは? 解散後もソロとして活躍を続ける“オサムちゃん”が、これまでの歩みと今を語ります。
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エッセー
五木寛之「ラジオ千夜一話」
鎌田實「きょうも一日頑張りません!」
角田光代「あしたが晴れでも曇りでも」
アンカーエッセー
寝学塾
がん治療期間に起こる「がんロコモ」を防ぐ 五木田茶舞(医師)
体の大きな牛が草だけで元気に生きられるのはなぜ? 本川達雄(生物学者)
連載
ひと花いち話 鳥居恒夫
誕生日の花と花ことば図鑑
ふるさとの風景 大阪市道頓堀
放送百年秘話
ステラnet
柔道整復師から学ぶ 百歳時代の健康からだ作り
ごはんの知恵袋
パン・ウェイ
気になる日本語
塩田雄大
渡辺俊雄の映画が教えてくれたこと
漫画「しじまさんの深夜便茶話」
小林裕美子
ぼやき川柳 大西泰世
新・介護百人一首 花山周子
番組表
深夜便通信/読者プレゼント/読者の広場/脳ストレッチ
次号予告/編集室だより