カラー特集1 明日へのことば

能登の伝統を織り続けたい

山崎幸子・隆 能登上布織元

落ち着いた色合いで蟬の羽のような透け感のある能登上布。軽くて風通しがよく丈夫なため、夏に最適。 写真提供/(株)山崎麻織物工房

 石川県・能登地方に伝わる麻の織物「能登上布」。山崎幸子さん(88歳)・隆さん(64歳)親子は、創業から130年余り続く能登上布の唯一の織元です。地域が育んだ伝統の織物を次世代に受け継ごうと、能登半島地震での被災を乗り越え歩み続けています。

カラー特集2

「深夜便のうた」に 純烈 が登場!!


 8~9月の「深夜便のうた」にムード歌謡コーラスグループ・純烈が登場! 深夜、リスナーにそっと寄り添うような温かみのあるナンバー『君が涙をくれる時』の歌詞はもちろん、各メンバーのコメントも掲載。4ページ、オールカラーでお届けします。

カラー特集3 心に花を咲かせて

町の原っぱをみんなの庭に

加藤亮子 芝のはらっぱ実行委員会委員・芝の家スタッフ

緑豊かな空間となっている「芝のはらっぱ」。朝から夕方5時までは誰でも自由に入れる。

 東京タワーからほど近いビルの谷間に、地域の人たちが協力して作った小さな原っぱがあります。その原っぱ作りに当初から携わり、今も運営に力を注いでいる加藤亮子さんに、完成までの経緯や、原っぱが地域にもたらした効果についてお話を伺いました。

明日へのことば
バレーボールから米作りへ 人生二毛作
中垣内祐一 前バレーボール男子全日本監督

 中垣内祐一さん(56歳)は1992(平成4)年のバルセロナ五輪に出場するなど、バレーボール男子のスーパーエースとして活躍。2021(令和3)年の東京五輪では、監督として全日本男子をベスト8に導きました。現在は故郷の福井県に戻って米作りに励むとともに、大学教授として教べんをとっています。中垣内さんが、歩み始めた人生の“第二章”を語ります。
わたし終いの極意
未来のために、人類がすべきこと
毛利衛 宇宙飛行士・科学者
 毛利衛さん(76歳)は大学の助教授から日本人初の宇宙飛行士に転身。最初は搭乗科学技術者として、次は搭乗運用技術者としてスペースシャトル・エンデバー号に搭乗、二度の宇宙飛行を経験しました。帰還後は日本科学未来館の初代館長に就任。20年にわたり、最先端科学技術と社会とを結ぶ科学コミュニケーションの推進と、人材育成に取り組みました。常に挑戦を続けてきた毛利さんが、宇宙での経験を通して感じた未来への思いを語ります。
人権インタビュー
犯罪被害者のために明日も生きる
岡村勲 新全国犯罪被害者の会代表幹事・弁護士
 弁護士の岡村勲さん(95歳)は、1997(平成9)年、妻の眞苗さん(当時63歳)を殺害され、被害者遺族となりました。そのときの裁判で、被害者の権利がないがしろにされていることを痛感し、「犯罪被害者の会」(後の全国犯罪被害者の会、通常・あすの会)を設立。犯罪被害者を取り巻く環境の改善を国に訴えてきました。岡村さんの活動と現在の心境を伺います。
明日へのことば
人は何を覚えて何を忘れるのか
脳の不思議を探究する
澤田誠 名古屋大学名誉教授
 脳科学者の澤田誠さん(65歳)は、脳の研究を40年以上続けています。まだ謎が多いと言われている脳ですが、その不思議な働きが徐々に解明されつつあります。AI(人工知能)の研究・利用が進む中、人間の脳には何ができるのか、また脳の健康を維持するにはどうしたらよいのかを伺いました。

エッセー

五木寛之「ラジオ千夜一話」
鎌田實「きょうも一日頑張りません!」
角田光代「あしたが晴れでも曇りでも」

アンカーエッセー

偶数週担当のアンカーエッセーを掲載

寝学塾

草津温泉の共同浴場で楽しむ湯の香り、音、ぬくもり 山崎まゆみ(温泉エッセイスト)
生活の困り事をサポート。互いに心が温かくなる時間を 古市盛久(家事代行サービス業)

連載

ひと花いち話 鳥居恒夫
誕生日の花と花ことば図鑑
ふるさとの風景 沖縄県

放送百年秘話
ステラnet
柔道整復師から学ぶ 百歳時代の健康からだ作り
ごはんの知恵袋 柳原尚之
気になる日本語 塩田雄大
渡辺俊雄の映画が教えてくれたこと
漫画「しじまさんの深夜便茶話」 小林裕美子
ぼやき川柳 大西泰世
新・介護百人一首 桑原正紀

番組表

読者プレゼント/深夜便通信/読者の広場/脳ストレッチ
次号予告/編集室だより