カラー特集1
人生のみちしるべ
虫を極上に美しく描きたい
舘野鴻 画家・絵本作家
優しくこまやかなタッチで虫を描く舘野鴻さん(57歳)。一冊の絵本のために、時には10年の歳月をかけて「虫」の生態と生育環境を調べ、細密画の絵本を生み出しています。悩んだり迷ったりしながらも、緻密でリアルなイラストで命を描き続ける舘野さんが、虫の絵に込めた思いを語ります。
カラー特集2
ようこそ宇宙へ
輝く星に思いを込めて
~ニュージーランド・テカポの星空
縣秀彦 国立天文台天文情報センター・准教授
石造りの「善き羊飼いの教会」と南の空に現れた南十字星と低緯度オーロラ。低緯度オーロラは色が薄く、肉眼では分かりにくいが、撮影すると赤く写る。
夜、空を見上げると、星々が瞬いています。この星空は世界につながっているのです――。星を愛し、その魅力を発信する縣秀彦さんが、「言うことなし」と太鼓判を押すテカポの星空へといざないます。
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カラー特集3
ラジオ深夜便のつどい in NHKホール
開催リポート
第2部「アンカー大集合トーク」より。
3月15日(土)、東京・渋谷のNHKホールで「深夜便のつどい」が開かれました。舞台にはアンカー18人が勢ぞろい! おしゃべりと朗読、時に突っ込みと、全員の個性が爆発! 約3,000人の参加者と一緒に大いに盛り上がったステージの様子を紹介します。
明日へのことば
50年、人生を何度も生きてきた
千住真理子 バイオリニスト
2歳3か月からバイオリンを始め、12歳でプロデビューしたバイオリニストの千住真理子さん(63歳)。天才少女といわれながらも、20代ではバイオリンを演奏できない挫折の日々も経験しました。つらい時期を経たからこそ今があるという千住さんに、これまでのバイオリン人生と、母が残してくれた大切な言葉、そしてこれからの思いを伺いました。
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明日へのことば
“人間を捨てた島”を後世に
野村宏 国立療養所大島青松園入所者自治会副会長
瀬戸内海に浮かぶ香川県の大島。風光明美な小さな島には、かつてハンセン病患者を強制収容した大島青松園があります。ここで70年以上暮らす野村宏さん(89歳)も、隔離された生活を余儀なくされた一人。差別が2度と繰り返されぬよう、当時の壮絶な状況を今も人々に語り続けています。
スポーツ明日への伝言
マスク越しに見たプロ野球
井野修 元NPB(日本野球機構)審判長
華やかなプロ野球の世界で、試合をスムーズに進行する役目を担う審判員。厳正中立が求められ、時にはファンから罵声を浴び、選手や監督からにらまれることもあります。34年間プロ野球の審判員を務めた井野修さん(70歳)は、どんな思いでグラウンドに立ち、どんな名勝負を見てきたのでしょうか。
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明日へのことば
新・介護百人一首~2024
桑原正紀 歌人
阿木燿子 作詞家
介護にまつわる思いや体験を詠んだ短歌を広く募集する「新・介護百人一首」。2024年度は、15歳から百歳までの幅広い年代から、1万2千首を超える作品が寄せられました。作詞家の阿木燿子さんと、選者のお一人でもある歌人の桑原正紀さんが、自身の介護体験を語りながら作品を紹介します。
エッセー
五木寛之「ラジオ千夜一話」
鎌田實「きょうも一日頑張りません!」
小池昌代「紙飛行機のゆくえ」
アンカーエッセー
寝学塾
ラジオ放送開始100年! 文豪は初めてのラジオをどう思った? 中川越(手紙文化研究家)
植物の名前はどのようにつけられる? 岩科司(植物学者)
連載
ひと花いち話 鳥居恒夫
誕生日の花と花ことば図鑑
ふるさとの風景 京都府京丹波町
放送百年秘話
ステラnet
柔道整復師から学ぶ 百歳時代の健康からだ作り
ごはんの知恵袋
パン・ウェイ
気になる日本語
塩田雄大
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鉄ちゃん先生の乗り鉄日記
宮村一夫
漫画「しじまさんの深夜便茶話」
小林裕美子
ぼやき川柳 大西泰世
番組表
深夜便通信/読者プレゼント/読者の広場/脳ストレッチ
次号予告/編集室だより