カラー特集1 
心に花を咲かせて

室礼で知る日本人の心

山本三千子 室礼教室主宰

 七夕には笹、冬至には柚子とかぼちゃ……空間を整え、年中行事に合わせた盛り物を供えることを室礼と言います。山本三千子さん(80歳)が室礼に感銘を受けたのは40歳のとき、ご主人を亡くしたことがきっかけでした。山本さんにとって室礼の意味を知ることは、日本人の心の在り方を知ることであり、また夫の心に寄り添うことでもありました。

カラー特集2 
アンカーエッセー拡大版

中村宏アンカーが行く 御寺・泉涌寺


 中村アンカーのこの秋のイチオシは、京都・東山の奥座敷、御寺と呼ばれる泉涌寺。紅葉狩りの様子をつづったエッセーとともにご覧ください。
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カラー特集3 
【連載企画 戦後80年③】明日へのことば

強いられた「愛国心」と「戦意高揚」
国策紙芝居の世界

 「国策紙芝居」を知っていますか。戦時中、銃後の子どもたちの戦意高揚と教育のために作られた紙芝居のことです。戦後その多くが消失してしまいましたが、今も残る貴重な作品を一部抜粋して紹介します。

芸の道 輝きつづけて
人生は自分の物語を書くこと。
歌でつづる60年
加藤登紀子 歌手
 歌手生活60周年を迎えた加藤登紀子さん(81歳)。東京大学在学中に「日本アマチュアシャンソンコンクール」で優勝し、若くして歌手デビュー。華々しく活躍する一方で、私生活では学生運動で実刑判決を受けていた恋人と結婚、波乱の人生を送ってきました。最新アルバムでは今を生きる人々へ向けたメッセージソングを制作。平和を希求し、過去を見つめ、未来へと視線を向ける姿勢は変わりません。
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明日へのことば
17音の“言葉のスケッチ”
片山由美子 俳人
 26歳のときに俳句に出会って、その道を深め、今は俳人協会会長を務める片山由美子さん(73歳)。紙と鉛筆さえあれば誰でもどこでも作れる俳句ですが、僅か17音と季語で情景を表現するのが難しくも奥深いところです。あらゆる経験を五七五に込める俳句の楽しさを、片山さんが語ります。
インタビュー
役者への思いを抱き続けて。
名脇役の俳優人生
笹野高史 俳優
 『男はつらいよ』シリーズをはじめ、多くの映画や舞台・ドラマなどで活躍している俳優の笹野高史さん(77歳)。シリアスな作品からコメディーまで確かな演技で多彩な役を演じてきた笹野さんですが、かつては脇役を演じることへの葛藤もあったといいます。笹野さんが“名脇役”と言われるようになるまでの俳優人生を語りました。
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【連載企画 戦後80年③】明日へのことば
「すべてはお国のために」
国策紙芝居は何を伝えたか
神村朋佳 大阪樟蔭女子大学講師
 戦時下の思想教育の一端を担った国策紙芝居。2014(平成26)年、二十数点が京都で見つかりました。テレビがない時代、いちばん身近なメディアだった紙芝居を使って国は何を伝えようとしたのか。児童文学を研究する神村朋佳さんが、作品を紹介しながら、その歴史的背景と果たした役割を解き明かします。
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エッセー

五木寛之「ラジオ千夜一話」
鎌田實「きょうも一日頑張りません!」
小池昌代「紙飛行機のゆくえ」

アンカーエッセー

寝学塾

ラーメンは立派な“文化”です! 青木健(イラストレーター・デザイナー)
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孫に会いたい! 89歳の祖母が海外旅行に初挑戦 草壁愛(「アジアリポート」リポーター)

連載

ひと花いち話 鳥居恒夫
誕生日の花と花ことば図鑑
ふるさとの風景 北海道根室市
深夜便のうた

放送百年秘話
ステラnet
柔道整復師から学ぶ 百歳時代の健康からだ作り
ごはんの知恵袋 柳原尚之
気になる日本語 塩田雄大
鉄ちゃん先生の乗り鉄日記 宮村一夫
漫画「しじまさんの深夜便茶話」 小林裕美子
ぼやき川柳 大西泰世
新・介護百人一首 桑原正紀

番組表

深夜便通信/読者プレゼント/読者の広場/脳ストレッチ
次号予告/編集室だより